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2014年1月21日火曜日

KANKI x mtabe データロガー ドライビング分析編

ロガーで取得したデータをどのように分析するか?最大の関心だと思います。
今回は同じ車を使って2人のドライバーの走り方の違いを比較してみましょう。

テスト車両はヨコモGT500ストック仕様



横軸が時間、縦軸は
・黒 回転数
・赤 ステアリング(上が左、中立は24付近)
・橙 スロットル(上が前進、中立は21付近)
・青 縦方向加速度(上が加速、下が減速)
・緑 左右方向加速度(上が右コーナー、下が左コーナー)



コースはレジャーランド厚木、LAPと書いてあるところから計測(データ上の1秒付近)、右回りです。減速が必要なのはライン上にギザギザが書いてある3カ所。

少し曲がりすぎの傾向がある車だったのですが上のドライバー(Aさん)はアクセルOFFの時間で調節。下のドライバー(Bさん)は殆どアクセルを戻さない方法で対応したようです。

詳しく見ていくと計測ラインを過ぎて最初の右左の連続ヘアピン(1〜2秒付近)でBさんは早めに少しだけアクセルを戻しているので高い回転数を維持していますが、実際はホイールスピンをしているので速度の差はそれほどありません。どちらかというとこの部分でのホイルスピンは良くないようで縦方向の加速度を見るとと左ヘヤピンの脱出時に加速に移るのが遅れてしまっていることが分かります。

インフィールド左側の右から少し左に振る部分(3〜4秒付近)ではBのドライバーが右コーナーで10%程度大きなGが出ているために減速してしまっていることが分かります。その後の左に振る部分でも長い間横Gが出ているため、速度のノリが悪いようです。

最終コーナーでも早めに向きを変えて脱出しているAに対し、Bは向きが変わるのに時間がかかり加速が遅れているようです。(縦Gのピークを比較してください)

文字だけでは分からないという方はこの図をクリック!

まとめ
この車の場合マキ気味ですが、アクセルはしっかり戻し短時間に向きを変えた方が良さそうです。またタイヤのグリップに対しパワーのない車(横GがMax2G、縦GはMax0.5G)なのでステアリングは丁寧に操作して失速させない走りがポイントになりそうです。

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